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ジャンボセキセイインコ普及委員会

~脳たりん家族の日常~本日もいかれたメンバーがアホな1日を過ごしています

小学生のための社会科~京都宇治・平等院④完結

宇治上神社の見学が終わったら、予定では『源氏物語ミュージアム見学』になっていた。
それなのに、今回の旅行の幹事が、ボランティアの皆様方に向かって、





《幹事》(⌒▽⌒)
源氏物語ミュージアムって、見る価値があるんですか?



などと言い出して、ボランティア様を困らせていた。
とても幹事の行動とは思えない。
どうやら幹事も女なので、
「ミュージアム見学よりも、買い物がしたい~」
と思っていたらしい。
実際、ここに至るまで、まともなみやげ物屋に出くわしてないのだ。

しかし、男ばかりであったボランティア様は、そういう女心を理解できないらしく、強引に源氏物語ミュージアムまで、我々を連行した。





源氏物語ミュージアムは観覧料金500円。
源氏物語を勉強するには、とっても良い場所なんだろう、と思っていたのだが・・・・。

入館早々、一同はフィルム鑑賞を命じられる。
20分ほどのオリジナル映画は、宇治市が物語の舞台となった、『宇治十帖』を映像化している。
源氏物語に興味のない人でも、その内容は、
光源氏という男前の女好きがあれこれ女とできてしまう話
という知識ぐらいはあるだろう。
で、『宇治十帖』は、光源氏の息子(実子じゃないが)が、オヤジと同じようにいろんな女に惚れる話である。
それを映像化してるので、
やたら女といちゃいちゃするシーンが出てくるのだ。
さすがに露骨なシーンはないが、
こんなん、親と一緒に見るもんじゃねーだろうが!

それに源氏物語を知らないヤツには、いまいち意味が理解できない脚本の悪さなのだ。
訳が分からんまま、女とのいちゃいちゃシーンを見せられてる、我らが二丁目の面々。
現町内会長の松岡さんに至っては、居眠りする(ふり?)しかなかったようだ。


教育熱心なママが子供に「源氏物語も押さえとかないとね」と考え、源氏物語ミュージアムに連れて来て、このフィルムを見たらへこむこと間違いない。





源氏物語ミュージアムには、写本などもあったが、エロの後でそんなの見る気にもなれず、みやげ物を買いたがってる一行は、早々とミュージアムを後にしていた。

ここでボランティア様とは別れて、昼食をとった店まで各自、徒歩で戻ることとなる。
その道すがら、みやげ物屋が並んでるらしいので、私も俄然、張り切りだした。




とりあえず、最初に目についた店により、みんなで抹茶ソフトクリームを食べる。
なぜか、我が班のボランティアじー様も抹茶ソフトを食っている。



宇治はやっぱり、茶が有名なので、みやげ物屋はどこもかしこも、「茶」がテーマである。

特大急須とたわむれる我が母。

200809181452000.jpg



みやげ物屋通りに住んでる猫。
写真を撮ろうとすると、わざわざ足元にやって来てくれた。
どうやら、「撫でろ」という意味みたいだが。

200809181454000.jpg




《私》(‐∀‐;)
ちょっと、大変なことに気づいたんですけど。



《母》 (^▽^)
なにー?



《私》(‐∀‐;)
みやげ物屋って、お茶の葉を売ってる店しか存在しないのですが。
どこもかしこも、茶の葉とソフトクリーム以外、売ってません。



《母》 (^▽^)
あら、そうね。



《私》(‐∀‐;)
どうしよう。
これじゃあ、おみやげ買えないんだけど。



《母》 (^▽^)
じゃあ、買わなきゃいいじゃない。



《私》(‐∀‐;)
そうはいかないよ。



《母》 (^▽^)
じゃあ、お茶の葉でも買えばいいじゃない。



《私》(‐∀‐;)
もっと万人受けする物か、マニア受けするものか、どっちかの方がいいんだよ。
お茶の葉って、あまりにも普通すぎる。



《母》 (^▽^)
あんた、みやげ物に何を期待してんのよ。
何も買わずに、
「結局、宇治には行かなかった」
って言っとけばいいでしょ。



《私》(‐∀‐;)
・・・・・・そこまでセコくないですけど、私は。





まったく宇治のやつらは商売っ気が足りない!
これが大阪なら、
京都限定菓子。抹茶グッズ。お茶請け。お茶漬けの素。新撰組衣装。ちょんまげ鬘。ちょび髭眼鏡。関係ないけど奈良の平安せんとくん。
と、思いつくもの、すべて商品として並べるサービス精神に溢れていることだろう。



私がブツブツ言っているうちに、集合場所までたどり着いた。
結局、買ったのは小さな缶に入った茶の葉と、茶蕎麦だけだった。

そして、ふと見ると、なぜかまだ、ボランティアじー様が着いて来ていた。
察するに、じー様はボランティアがしたいのではなく、家に居場所がないから出歩きたいだけなのであろう。






結局みんな、二度と来ねーよ、と毒気づいてた昼食を食べた店で、散財することになったのでした。
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  1. 2008/09/23(火) 22:30:59|
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小学生のための社会科~京都宇治・平等院③

旅行の一大イベント、「メシ」がまずかったので、私は、
「腹八分目にして、あとでなんかウマイ物でも食うべ」
と企んでいた。
が、たまたま隣に座っていた、近所でも有名なくちの悪いバーサンによって、その野望も打ち砕かれることになる。




《婆さん》(婆 `米´ )
こんなに食べられへん!
誰か食べたって。



しかし、誰も何も言わない。
そこで婆さんは、婆さんの向かいに座っている40代後半のふくよかな女性(かなり老齢の姑の面倒を一生懸命にみている)に向かって、



《婆さん》(婆 `米´ )
あんた、食べてや!



《ふくよか》(∩▽∩)
あ、いえ、私はもう、おなかいっぱいですし。



《婆さん》(婆 `米´ )
そんなわけないやろ!
あんたの体型やったら、これぐらい入るハズや!



《ふくよか》(∩▽∩;)
・・・・・・・・。



《私》(‐∀‐;)
あ、じゃあ、私が頂きます。



《婆さん》(婆 `米´ )
そうか!
あんたは若いんやし、食べれるな。
全部、食べたってや!



《私》(‐∀‐;)
あ、はい。

自分が若いとは思えないが、ここで「若くない」などと婆さんに向かって言うと、どんなイヤミがくるか分からないので黙っておく。





こうして蕎麦や湯葉を食べる羽目になり、なんぞウマ物を食う野望は胃袋が許さない状況になってしまった。





食事が済んだ後は、徒歩で宇治上神社を目指す。
宇治川には、アヒルも住んでいた。
200809181237000.jpg
200809181237001.jpg



宇治上神社。
200809181245000.jpg
200809181303000.jpg



宇治上神社は世界遺産である。
どちらかというと地味な神社であるが、その成り立ちが分かっていないほど古くから存在している。
年代測定によると、拝殿のほうの木材は鎌倉時代前期に伐採された桧が使われていることが判明している。
ここ宇治上神社が世界遺産に選定された理由は、日本最古の神社建築だからである。



世界の建築物を見ると、シンメトリーに作られている物が多いが、日本の美はそうではない。
自然をそのまま縮小した形にして小さな宇宙を作り出したり、あえて左右非対称にすることによって美を作り出すのだ。
宇治上神社の拝殿にも、その非対称が使われている。
「非対称のほうが美しく見える」というのが日本の美意識なのである。
この拝殿もよく見ると、壁が1つ分、多い。

800px-UjigamiJinja-M1370_convert_20080923211130.jpg

屋根の形が少し変わっているのは、
「最初は白い壁の部分は存在せず、ひさしを作った。のちに祈願のために泊り込むため、宿泊部屋が必要となり、白い壁の部分を増設した。ひさしも継ぎ足した」
とのこと。と、じー様が言っていた。




拝殿の前にある「清め砂」。
最早、この場所にある清め砂の意味もよく分からなくなってるらしく、「たぶん神様の降りられる場所だろう」という程度らしい。
その程度でも、ちゃんとやってるとこが日本的である。

200809181306000.jpg



宇治七名水、「桐原水」が湧いてる場所。
ほかの宇治七名水はすでになく、ここが唯一残っている。
O-157事件などがあり、飲み水として使う場合は煮沸が必要とされてるらしいが、けっこう普通に飲めるとのこと。
じー様が言ってた。
なので、この水を飲んで問題が起きてしまった人は、私ではなく、じー様に苦情を言うように。

200809181308000.jpg



神社の中に、このようなものが。
これ、なんなんでしょうか?
じー様はマニュアルに書かれてない質問には、答えられませんでした。

200809181310001.jpg



せっかく世界遺産に来たのだから、なにかみやげ物が欲しい!と思うのだが、平等院にしろ、宇治上神社にしろ、ろくな物を置いてない。
もっと、マニアックな魂をそそるようなグッズを販売して、利益は補修工事費用に使えばいいのに。



やたらパワーストーン関係が売っていたが、神主さんの趣味なんでしょうか?

200809181257000.jpg




こんな具合に宇治上神社を見ていたら、怒りに満ちた女性の声が聞こえてきた。
声の主は、食事の時も、甲斐甲斐しく姑の世話をしていた、ふくよかさんだ。



《ふくよか》(∩▽∩メ)
ったく、やってられないわよ!
ババアの世話やんなきゃいけないから、全然面白くない!
もう帰って寝たいわ!!



《私》(‐∀‐;)
・・・・・・。



明るく健気な人に見えた、ふくよかさんだったのだが、内心は怒り心頭だったみたいだ。






宇治上神社では結婚式も可能だそうです
1日1組というのがウリです。

  1. 2008/09/23(火) 21:47:26|
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小学生のための社会科~京都宇治・平等院②

世界遺産・平等院である。
K-4.jpg



平等院はもともと別荘であった。
それを、藤原道長から譲り受けた、息子の藤原頼道が寺院に改めた。
当時は「末法思想」という、釈迦が入滅し二千年の時が過ぎると、仏法が衰えてしまうという考えが信じられていた。
そこで当時の貴族達は極楽往生を願い、こぞって仏堂を造営しまくっていた。
平等院という名前は、「仏の救済は平等」というところから名づけられている。
10円玉に採用された理由は、日本の代表的な文化財で建物に特徴があるから、という理由らしい。




平等院の前に広がる池は、阿字池(あじのいけ)。
上から見ると、梵時の「阿」の形となっている。
平等院が池に写るその姿を、西方浄土の阿弥陀仏の宮殿と見ていたらしい。

200809181023000.jpg



ボランティアのじー様が「ここから撮る写真がベストショット」と言うので撮ってみた。

200809181059001.jpg





そして、まぁ、当たり前なのですが、平等院を背景にして各自、記念写真を撮ることに。
しかし、町内会のオバサマ方は、

「最近、写真を撮られるのってイヤなのね~」
「分かる分かる! 出来上がった写真を見ても、『こんなの自分じゃない』って思うからでしょ」
「そうそう! 写真って太って写ったり、顔が老けて写ったりするもんねー」
「そうよねー。もっとちゃんと撮って欲しいわよねー」

などと、現在の自分を直視できていない発言のオンパレード。
どうやら、どの家庭にも、『20年ほど昔の自分が写る鏡』が存在するようなのだ。



《母》 (^▽^)
分かるわ~。
私もここ数年、納得できる写真が全然、ないのよ。



《私》(‐∀‐;)
・・・・・・うちにも、『20年ほど昔の自分が写る鏡』があったのか・・・・。






平等院を見た後は、平等院ミュージアムへ。
ここには、本来、平等院に飾られているはずの供養菩薩や、平等院の屋根の上に取り付けられている鳳凰などが飾られている。
私も初めて知ったのだが、現在、平等院の屋根にいる鳳凰はレプリカだそうだ。
劣化を恐れて、という理由でレプリカを取り付け、本物はミュージアムで展示されている。



《じー様》(~_~)
本物を飾ってると、汚染でダメになるそうですよ。
大きな声では言えませんが、平等院の近くにはユニ○カ中央研究所がありましてね、そこから出る排ガスが原因だそうですよ。



《私》(‐∀‐;)
・・・・・・そんなことを大声で言っていいのか?
しかも、それって真実か?
単に酸性雨を恐れてるだけじゃないんか?





ちなみにユニ○カのホームページを見てみると、

「白幻鳳凰」の名前の由来についてご紹介します。
永遠の不老長寿を表す「鳳凰」、最高の瑞鳥を表す「鳳凰」。
宇治にあるユニチカ中央研究所で開発されたため、 宇治の象徴でもある平等院の「鳳凰堂」にちなんで。
ユニチカにとって「鳳凰(フェニックス)」というブランドは特別なもの。
今まで最高品質の製品にのみ採用してきた由緒ある名前。
115年間受け継がれてきた歴史をハナビラタケ製品に託した。

以上のような理由で名前が決まりました。2004年の秋に新しいデザインになった一万円札にも平等院鳳凰堂の鳳凰像の図柄があります。もう、ご覧になられましたでしょうか。ユニチカは、宇治の平等院の鳳凰に見守られ、これまでたくさんの“鳳凰”と共に歩んできました。
たった4文字の「白幻鳳凰」の名前にも私達スタッフのいくつもの熱い思いを託しています。新しい一万円札と同じように、白幻鳳凰も皆様に広く愛用していただきたいと思っています。
今後も皆様のご期待に添えるようがんばっていきますのでよろしくお願い致します。


と書いてあった。
じー様がユニ○カの社員に、排ガス発言を聞かれたら訴えられそうな勢いである。





そして一向は、宇治川のほとりまで戻ってきた。
宇治川は鵜飼いで有名な場所である。
200809181225000.jpg



ここの川の前にある店で食事。
200809181514000.jpg



これを食った。
200809181138000.jpg

塩辛すぎ。
二度と食わん!







例のごとく、「この食事はいくらするんか?」と思ってメニューを見てみましたが載ってませんでした。どうやら予算に合わせて献立を変えてくれる親切な店のようです。
塩辛いですが。

  1. 2008/09/23(火) 20:52:33|
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小学生のための社会科~京都宇治・平等院①

我が町、二丁目で『町内会バス旅行』が開催されることとなった。
行き先は、京都にある世界遺産・平等院である。
以前、家で、たまたまこの話題をしたところ、くますけが平等院に行きたがったので、(詳細はこちら→「障子を閉めたら風通しが悪い」事件とにかく、くますけが平等院のことを思い出さないよう、ひたすら京都の話題をさけて、今日まで過ごしてきた。

私にしては珍しく、注意深く慎んできたおかげで、無事、くますけ抜きで平等院に向かうことができた。





平等院に向かうバスが出発すると、まず町内会長さんの挨拶が行われる。



《私》(‐∀‐;)
あれ?
町内会長って、代わったの?
前は松岡さん(腰が悪いおじいちゃま。2歩進んで5分休憩、という独自の歩行方法の持ち主。同じく腰の悪い私は、勝手に松岡さんにシンパシーを感じていた)だったよね?



《母》 (^▽^)
今も松岡さんよ。



《私》(‐∀‐;)
違うやん!
松岡さんは、あんな丸顔でチビのじいちゃんじゃない!
もっと背が高かった!



《母》 (^▽^)
あぁ。
今、挨拶してる人は、あんたの言ってる松岡さんの弟の松岡さん。



《私》(‐∀‐;)
弟・・・・。
全然、似てないな。



《母》 (^▽^)
似てないわねぇ。



《私》(‐∀‐)
しかし、兄弟で会長職を続けてするとは、
こりゃ、利権ですな!



《母》 (^▽^)
人聞きの悪いことを言いなさんな!
松岡さん家は、代々、町内会のために働いてくださってるのよ。
イベントがあるごとに、飲み物を人数分、差し入れしてくださったり・・・・。
そうそう。
なお(イカ弟のこと)が小学校に入る前、「自転車が欲しい」って言ったときも、松岡さんに頼んだのよ。



《私》(‐∀‐)
なんで?
松岡さんって、自転車屋さんか?



《母》 (^▽^)
当時ね、松岡さんが毎日、町内会の掃除をしてくれてたの。
で、捨てられてる要らない子供用自転車を探してもらったわけ。
頼んだら、すぐにみつけてきてくれたわ。



《私》(‐∀‐)
そりゃ、松岡さんにお歳暮のひとつでも送らにゃ、いけませんな。



《母》 (^▽^)
自転車を探してくれたのは、今の会長のお父さんの方よ。
もう死んでる。



《私》(‐∀‐;)
あぁ、そうですか。



《母》 (^▽^)
で、その拾った自転車で、なおはひとりでコマ無しに乗る練習をして、自転車に乗れるようになったのよぉ。
あんたはいまだに自転車すら乗れないけどね!



《私》(‐∀‐;)
・・・・・・私のことはさておき、イカ弟の自転車独学でマスターは、とても悲しい話なんですけど。
親として、話さないほうがいいと思います。







我が家の黒歴史を彷彿されられるような話を聞いてるうちに、京都の宇治市に到着した。
宇治市は平安京の南に位置する地にあり、平安京よりも「夏は涼しく、冬は暖かかった」ため、貴族たちの別荘地として栄えた。
宇治は茶の地として有名だが、茶が伝えられたのは、13世紀前半の鎌倉時代なので、平安の人々がお茶を楽しんだわけではなさそうだ。



今回の旅行では、観光ボランティアさんを頼み、3つのグループに別れて移動した。
私の班のボランティアさんは、どうもいまひとつ頼りなさそうな、じー様である。
常に観光ガイドブック虎の巻を手放さないし、虎の巻を丸読み+滑舌が悪くて何言ってるんか分からんのだ。

それでも、まぁ、せっかく「人の役に立とう」と思ってボテンティアをされてるのだし、私も40歳にもなって、人の話も聞こうとしないDQNと思われてもイヤなので、しぶしぶ、じー様の話を聞いてみる。



《じー様》(~_~)
宇治というのは、昔は、今のような字を書いてませんでした。
「兎の道」と書いて、ウジと読んでました。



《私》(‐∀‐;)
おいおい。





「宇治」という地名の由来は、実はまだ正確には分かってないのだ。
確かに、
5世紀前半、応神天皇の息子、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)が、宇治の地に離宮(現在の宇治神社・宇治上神社)を造営したため、「うじ」という地名になった。・・・・・・という説が有力であった。
が、調査が進むにつれて、「うじ」という名前には、
「菟道」「宇知」「鵜路」など、さまざまな漢字が当てられてきたのが判明している。
なので、簡単に、
「宇治って、以前は兎の道って書いてましたよー」
とは言えないはずなのだ。



そういうわけで、私はボランティアのじー様の話を適当に聞くことにした。
マニュアルのまんまの説明なら、予備知識として頭に入れてることと、大して変わりはないだろう。



そして、一向は、いい加減なじー様の話を聞きながら、今回のメインイベント、平等院に向かうのであった。







観光ボランティアといっても、足代として千円ぐらい渡さないといけないそうです。

  1. 2008/09/23(火) 16:58:21|
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名古屋へお見舞い~②

前回のお話は、

名古屋へお見舞い~①





《母》(`へ´;)
ところで、九州から来る親戚は、うちに泊まったりしないでしょうね?



《父》( ̄□ ̄)
泊まる。



《母》(@Д@!)
ええっ?!



《父》( ̄□ ̄)
せっかくだから、うちに泊まってもらう。



《母》(@Д@!)
なんでっ?!



《父》( ̄□ ̄)
宿なんかとったら、金がかかるだろうが。



《母》(`へ´;)
あっちは、厚生年金だし、ましてや炭鉱出身だから、うちの年金の3倍はあるのよ!
金なら、うなるほど持ってるでしょうにっ!



《父》( ̄□ ̄;)
い、いや、やっぱり、せっかくだから、うちに泊まってもらわんと。



《母》(>ロ<#)
自分では何もできないくせに、勝手に決めないでよっ!!
だいたい、何日に来るのっ?!
何人来るのっ?!
布団はどうするのっ?!
ご飯はどうするのっ?!
そもそも、大阪に来てどうするのよっ?!



《父》( ̄□ ̄;)
あ・・・・・・まだ何も決まっとらんし。



《母》(>ロ<#)
早く決めてよっ!!



《父》( ̄□ ̄;)
あ、うん。



《私》(‐∀‐)
7000円ぐらいのビジネスホテルを取ったほうが、楽でいいと思うけどね、お互いに。
そもそも、大阪で何の観光をしようと思ってるわけ?
それによって泊まる場所も変わるし・・・・・・。



《父》( ̄□ ̄;)
まだ決まっとらん。



《母》(>ロ<#)
早く決めてよっ!!



《父》( ̄□ ̄;)
・・・・・・あ、うん。



《私》(‐∀‐)
そもそも、くますけが大阪の街を知らないのに、どうやって観光案内するんだ?
私ならマニアック大阪体験ツアーを企画するんだけどな。
まず、60歳を過ぎたオバサマ方に濃いメイクをしてもらい、「泉の広場」で放置。
あそこはナンパスポットだから、60過ぎのオバサマが70過ぎのジジイからナンパされるを初体験してもらう。
次は、「阪神百貨店の地下」で大阪名物イカ焼きとミックスジュースの体験。
イカ焼き120円、ミックスジュース140円で昼食は260円で終了。
んで、不機嫌極まりないオバサマ方のご機嫌を治してもらうため、「本町の問屋街」へ。
あのオバサマ方、顔も考えずに服だけはロマンティックだから買いまくるはずだしな。
その後は、勝利品を抱えながら、「心斎橋」「グリコの看板があるひっかけ橋」「なんば」をぶらついてもらう。これで電車代200円が節約できる。
あとは、ぼてじゅうでも、つるとんたんでもいいから食事。
ここらでうまい物を食わしておく。
んで、日が暮れる頃に大阪城に出没。
大阪城って、夜はライトアップされて綺麗なんだけど、そばに行くと怪しい人々がいっぱいで、恐怖体験ができるしね~。



《母》(`へ´;)
どうでもいいわよ、そんなこと。
あんたが考える必要ないの!
お父さんに勝手にやらせばいいでしょ!



《私》(‐∀‐)
ま、私も案内しろ、と言われたら困りますけどね。
あいつら、くますけの兄弟だけあって、言うこときかないから。



《父》(`□´#)
おまえら、そんなにわしの兄弟がイヤなのかっ?!



《母》(>ロ<#)
あんたの兄弟がイヤなんじゃないの!
あんたがイヤなのよっ!!



《私》(‐∀‐;)
はは・・・・ははは・・。
言っちゃった。



《父》∑( ̄□ ̄!)
・・・・・・。








くますけの身勝手な兄弟は、どうやら本土上陸を兼ねて、観光をたくらんでるようなのです。
観光は別にいいのですが、あの兄弟はそろって「タカリ」なので、またうちが散財するハメになるのかも?
だから母は怒っているのです。



  1. 2008/09/10(水) 16:51:26|
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プロフィール

ジャンボセキセイインコ普及委員会会長

Author:ジャンボセキセイインコ普及委員会会長
20070518230943.jpg

大阪に住む脳たりん家族の日常です。

はじめての方は、
カテゴリーにある「はじめに」を読んでいただくと
人間関係が理解おできになると思われます。
見て解らんなら、
聞いても解りません。
あきらめて下さい。

20070518105705.jpg


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